いま、福岡県立美術館に行くと見ることができる展覧会(てんらんかい)

 

髙島野十郎(たかしま やじゅうろう)

2025年10月11日(土)〜12月14日(日)
10:00〜18:00

※月曜日(げつようび)はお休みです。

髙島野十郎(たかしま のじゅうろう)(1890〜1975)は、福岡県の久留米(くるめ)市で生まれた画家(がか)です。

ろうそくの明かりや月の光の絵を、とてもていねいに、目に前にあるかのように描くことで有名です。

この展覧会(てんらんかい)は、今まででいちばん大きな野十郎の展覧会です。代表作(だいひょうさく)の《からすうり》や《菜の花》はもちろん、はじめて見せる作品もたくさんあります。また、野十郎と同じ時代に活やくした他の画家の作品も合わせて、全部で170点ほど紹介します。

この展覧会では、若いころや外国で学んでいたころの、今まであまり知られていなかった作品にも紹介(しょうかい)します。

さらに、野十郎がどんなことを考えて絵をかいていたのか、どんな時代(じだい)を生きていたのかを調べることで、美術(びじゅつ)の歴史(れきし)の中で野十郎のしごとがどんな意味を持つのかを考えます。